誘い人…彼ら、彼女らは決まった姿をしていないし、特に決まった性格も持ち合わせていないようだ
また、何人いるのかも不明。1人なのかもしれないし、2人以上なのかもしれない
誘い人によって案内された人々に、誘い人の姿を聞けば「昔別れた、旦那の姿をしてた」、「憧れの学園のマドンナだった」、「何年間も思いを寄せていた先輩の姿」、「オペラマスクをしていて、男性か女性かも解らないけれど、輪郭や体型、声の全てが中性的だった」とバラバラな答えが来る
この事から、誘い人は対象の人物によって姿や声が変わるのだろう
だが、一貫しているのは一人称が「私たち」、「僕たち」、「我ら」と必ず複数形であること
彼らの仕事内容で、解っている事は元々住んでいる住人とは違う、現実世界からなのか、それとも精神や意識だけの者を彼らの基準に則って連れてくる事
もしくは住人の中から基準に沿うものが居れば、声をかける事もあるようだ
強い願いや夢があり王冠を狙う者と、それを防衛する者と分けているように見える
だが、今は、そのどちらにも属さない者という見方もしているようだ
他にも、気紛れにエリアの時間、空を昼夜逆転できる事から、世界の管理も行っているのかもしれない
これは僕たちが楽しむ為のゲーム。その為の駒を選ぶのは当然じゃないか?